失踪志望者の記録

「失踪」というか、「ちょっと強引な引っ越し」をしようかと思っている人の「ToDoリスト」or「メモ書き」みたいなもの。

ご無沙汰でした

お久しぶりです。ちゃんと生きています。

失踪は……、していません。

失踪する予定も、とりあえずはなくなってしまいました。

 

異動や新たな出会いなど、いろいろありまして、

少しだけですが前向きな状態で生きています。

まだまだ精神的につらい部分は多いですが、

それでも、逃げることなく自分の夢に向かっていく日記になればと、

このブログを再開させていただきました。

 

詳しい話はもうちょっと気分の良いときに少しずつ。

 

私、がんばります!

 

失踪を希望する理由2 ~家庭~

早めにこちらも書いておくべきだと思っていたものの、時間が空いてしまった。

 

私は実家暮らしだが、家族とともにいるのがひどく苦痛だ。

両親は表向きは良いものの、ひどい不仲。

父は母がいる時でも、面と向かって母の悪口を言い、

私や弟が何か気に入らないことをすれば、「そう言う嫌なとこと母ちゃんに似たな」と厭味ったらしく言う。

母も父がいないところで父の悪口を言い、同時に死にたいと言う。

いっそのこと、離婚してくれれば私は勝手に好きな場所へ出て行くのだが、世間体を気にする人々なので、それもない。

暴力はないものの、ギスギスした空間で共に食事をとったり、団らんさせられたりするのは、仕事で疲弊した私にはひどい苦痛になる。

 

特に父方の家族は世間体を重視する人だ。

祖父母にとって、私は近所の人喉の孫よりも優秀で賢い人間でなくてはならないらしい。

私は姉弟の中でもいとこを含めても、最年長だ。

初孫である私に祖父母は過度な期待をした。

多少言語に障害がある気がするものの、残念なことに私にはそれに答えられる能力があった。

物覚えが良く、頭もいい。運動もできた。

徒競走では1位になることが多く、クラス対抗リレーの代表にも毎回選ばれた。

作文や工作で良く賞をとっていたし、学校の成績も良かった。

そうでなくてはならなかったのだ。

 

みんなが喜んでくれるからと、地域で一番良い高校へ行き、地元の国立大学に合格した。

みんなに喜んでもらいたいから。

しかし、私は大学進学の際に気づいてしまったのだ。

私が良い成績を出して喜ぶのは、それが周りの人に自慢できるからだ。自分の孫はこんなに優秀なんだと言って、他の人がうらやましがるのを楽しんでいるからだと。

気づいた理由は簡単。

私は地元国立大は後期入試で入ったのだが、前期入試はもっと違ういわゆる旧帝大難関大と呼ばれるところを受けた。

残念ながら、そこには落ちたのだが、それを聞いた祖母の言葉。

「そんな難しいところうけて、おちたの? 落ちるんなら何で受けたの? 自信過剰な嫌な孫を持ってるって思われるから、自慢できないじゃん!」

その時、私は彼らのアクセサリーみたいなものだったのだと気付いた。

そして、その難関大に4点足りずに落ちたと知った瞬間、

「たった4点。やっぱりあなたは頭良かったのね! 自慢だわ!!」

というてのひら返し。

 

私は、彼らを輝かせるために頑張ったわけではないのだが……。

孫がすごいから、自分もすごいと思っているのだろうか……。

 

そして極めつけは、就職時。

子ども時代にいじめられていたためか、私のコミュニケーション能力は頗る低い。

やっと受かった今の会社は、しかし、肉体労働の底辺と言えそうな職種。

「あんなにいい大学を出て、そんなアルバイトやパートみたいな場所に行ったの? 恥ずかしくて誰にも言えないわ」

私も満足の結果ではなかったが、面と向かってそう言われた瞬間、彼らが嫌いになった。

ちなみに、私の家族もみんな同じような反応をした。

辞退の電話さえ勝手にかけられそうになった。

 

私は、これからも彼らの世間体のために生かされるのはごめんだ。

このままでは、もう数年もしないうちに無理やり彼らの見つけてきた相手と結婚させられ、

望まぬ子どもを作り(私は子どもが欲しくない。子どもに自分のようになってもらいたくないからだ)、

実際の中身はどうであれ、外面は無難で幸せな家庭を維持し続けているように見せなくてはならないはめになるのだろう。

世間体のみで維持され続けている今の私の家族のようになりたいか?

 

そんなのはごめんだ。

私は、自分の好きなように生きる。

それで不幸なことになっても、自分でやった結果ならまだ満足できる。

このまま、家族を満足させるために自分の幸せを削って生き続けるなど、全力で拒否させていただく。

浮き沈みが激しい

どうも精神的に安定しない。

仕事後に趣味の時間を作った。

おかげで、多少余裕を持って生きられるようになったが、

すぐにへこんでしまうときも多い。

 

腰痛も全くよくなる気配がない。

早く治せと30分ほど早く返してもらう日が続いているが、12時間中の30分ごときで何が変わると言うのか。

挙句の果てには、「良くなったのか?」という問いに「はい」と答えるまで同じ質問をされ続け、

しぶしぶ、「だいぶ良くなりました」と答えると、「その答えが聞きたかったんだ」と説教され、

さらに、車に乗る姿勢が悪くて腰が痛いのではないかと言われる始末だ。

まったく、当時ははらわたが煮えくり返る気分だったが、今思い返せば笑えてしまう。

 

今日は、どうにも腰の調子が悪いので、せっかくの休日だが療養する。

部屋は片付いてきたので、体に無理のない範囲で売り払う本などをまとめる作業を行う予定だ。

次の休みは散髪と歯科に行く。失踪前に悪いところは治しておかなければ。

歯科……、正直怖いが……。

カードは作った

少し時間が空いてしまった。

仕事や家族のことでやる気をなくし、鬱状態が少し悪化してしまったようだ。

息抜きになればと、無理やり以前好きで良く行っていた場所へ行って、多少は回復したので、近況をまとめたい。

 

まず、新しくクレジットカードを作った。

今のカードの引き落とし先になっている口座は、失踪の際にはほとんどお金を残さない予定だからだ。

比較的簡単にオンラインで申し込める楽天カードを作成したので、これで私も晴れて楽天カードマンの一員となる。

楽天カードマンになりたくて申し込んだのに、カードが一枚しかない! これでは隻眼のカードマンにしかなれません。どうしたらいいですか><」

とどこかの相談掲示板に書き込みたい衝動にかられたが、既出だろうので、自重した。

 

あとは、口座振替の届けを出さなくてはならないが、少し金銭的なものを整理してからにしたい。

新規で口座を作る気力はないので、現行のゆうちょ口座になるだろうか。

ゆうちょの口座は二つ持っているので、片方(少ない方)をカード用。片方を生活費用にする。

 

まぁ……、そんな感じだ。

やるべきことを考える

失踪(引っ越し)の前にやることを考えてみる。

 

まず、部屋の片づけ。

散らかった部屋で逃げ出すのは、さすがに気がひける。

家族に見つかるとまずいものも多少あるので、それも処分しなくてはならない。

マンガなどもう読まないであろうものも、換金してしまおう。

お金は少しでもあった方が良い。

 

印鑑登録。

登録できる良い印鑑は持っているので、どこかのタイミングでやっておくと便利かもしれない。

 

免許証の更新。

今年の年末が期限なので、ちゃんとやってから失踪する。

しかし、冬は寒いし、死にたくなるので、失踪は春まで待った方が良いのだろうか……。長い……。

 

もろもろの治療。

失踪後すぐに保険証を手に入れられるかわからないので、今のうちに治しておくべきところは治しておく。

仕事のせいだと思われる胃潰瘍逆流性食道炎

あとは腰痛。

おやしらずも早めに抜いておきたい。

かなりの確率でうつ病を患っている気がするが、こちらは家庭環境を顧みると放っておくべきだろう。

 

あとは、移動先のあてをつけておく。

無難に大都市か、地方都市か。田舎にはいかない。

実はすでに行きたい場所はあるのだが、黙っておく。

試しに物件検索をすれば、家具付きの部屋もそれなりにあるようだし、日払いのアルバイトも確保できそうである。

 

さらに、銀行口座をまとめる。

これはとりあえずは、日本全国どこにいても扱いやすいゆうちょあたりにしようと考えている。

使うことのないゆうちょダイレクトは早めに解約してしまおう。

 

いま思いついたのはこれくらいか。

荷造りなどは、もっと準備が整ってからでも十分間に合うだろうし。

行動① ~楽天カードマンになる

さて、失踪したい理由など書きたいことはあるが、行動をしないわけにもいかない。

まずは簡単な所から、ということで「楽天カード」を作ることにした。

すでにクレジットカードは持っているが、地元の地方銀行で作ったものだ。

失踪前には、「ゆうちょ」など日本全国で容易に出入金ができる口座にほぼすべての所持金を移す予定なので、今のカードでは扱いづらい。

 

クレジットカードの手続きは、記入することが多い。

今まで面倒になり、途中でやめることもしばしばだった作業だったが、今回は目的がある。

自分の自由のためならば、これしきの苦労など――、というわけだ。

エラーに苦しめらつつも、申し込み完了。

翌日の朝には、審査完了のメールも来た。

あとは、カードを受け取り、もう少し細々とした手続きをするのみ。

とりあえず、行動その一は完了だ。

失踪を希望する理由1 ~仕事~

大学を出て、社会人として数年働いて。

「私はこんな生活をするために生きてきたのだろうか」

そう思う日々が続いている。

 

趣味がある。やりたいことがある。行きたい場所がある。

子どものころから夢見てきたもの。

「お金持ちになりたい!」「超有名タレントになりたい」とか、そんな大したことではない。

昔テレビで見て、行ってみたいなぁと思った場所。食べたいなぁと思ったもの。

おとなになればできると思っていたそんな些細なことさえできないのだ。

 

早朝に起き、出勤。12時間働いて、45分かけて帰宅。

食事と風呂を済ませれば、1時間ほどだけ自由な時間を過ごせる。

ただし、睡魔と闘いながらだ。

 

休日は月8日。盆休み、祝日等はない。

連休もよほどの理由がないととれない。

体力に自信のない私にとって、そのとびとびでやってくる休日は正真正銘の「休」日だ。

 

なぜこんなに休みが少なく、労働時間も長い。

しかも、立ったり歩いたり重いものを持ったりし続けるような仕事についてしまったのか。

それは、私が「失踪」などということを考えている人間であることを考えれば、察していただけるだろうか。

私のような人間には、選べるほど良い仕事がなかったのだ。

 

辞めたいと上司に言ったこともあるが、うまく言いくるめられて残留してしまった。

「私はこうしたい!」と強く押し切ることができない性格なのだろう。

 

――逃げるしかない。

 

私は、そう思った。